工程分割作業の問題
作業分析、業務最適化を行う為に「動画」を扱って分析する場合には必ず「工程分割」を行う作業が必要になります。この作業は同他社のソフトでも同じように行う必須作業となっています。「工程分割」とは一連の業務を動画で撮影し、その動画から各作業工程ごとに時間を分割する作業です。
以上をまとめると、「工程分割」を行うには以下の二つが必要になります。
- 作業動画(mp4など)
- 作業マニュアル
以下の図は弊社ソフト「EduMultiPlayer」にて工程分割したデータになります
従来の工程分割での問題
一重に工程分割を行うにしてもいくつかの問題がありました。- 一度動画を取り出す手間
- スマホやGoProなどで撮影したものは一度取り出す作業が発生。
- 分析ソフトによって動画を変換する必要がある
- スタート地点を合わせる手間
- 比較動画ごとに作業開始時間を合わせる手間
- 多人数の分析による作業時間の増大
- 分析する対象の人数が多い場合、比例して作業時間が倍増する
- 人数が多すぎる場合の挫折
解決方法
工程分割を行う上で発生する問題を弊社ソフトの機能である「リアルタイム工程分割」にてすべて解決することが可能です。リアルタイム工程分割とは
「リアルタイム工程分割」とは 撮影をしながら工程分割を並列して行う機能です。この手法は弊社独自の手法となっており全く新しい作業分析を行えます。ソフト構成
リアルタイム工程分割では以下の二つのソフトを使用します(※有料オプション機能) 作業の流れは撮影ソフトにて「動画ファイル(MP4)」と「工程分割データ(XML)」の二つを作成します。最後に作業分析ソフトで二つのデータを読み込み、作業分析を行えます。
操作は各分割ボタンをタップ(もしくはクリック)することで登録が可能です。個別でのカメラ毎の登録、多視点撮影として全体カメラとしての登録での両方に対応しております。
リアルタイム工程分割の利点
- 動画をPCに直接保存
- PCで撮影しそのままPCに保存
- リアルタイムで撮影するのでスタート地点が同じ
- スタート地点を合わせる手間の削減
- 録画停止時に動画ファイルのURLを取得
- 分析結果の確認時に動画ファイルを設置する必要が無くなる
- 最大4人まで同時撮影 + 工程分割
- 同時に多人数を分析できるので作業時間の大幅削減
- 後の行う分析作業量を大幅に削減
2パターンの撮影方法
撮影機材
撮影機材は基本的に市販品のUSBポートを使用するwebカメラなどを用いて撮影します。なので専用の機材などは使用しません。- Webカメラ
- スコープカメラ
- アクションカメラ
- スマートフォン