1.円弧補間(CNC旋盤)
円弧補間はCNC旋盤で多く使われる加工の一つで、正しいGコードの入力によってフィレット形状の加工ができるものであります。もし、Gコードの誤りにより加工を実行した場合、円弧が正しく加工されません。ここでは、良く間違える例とその原因について学習してみましょう。
1.教材(PRO-CNCオプションとして提供)にある例題に沿って生徒にプログラムを作成させます。
![](https://sozodg.com/wp/wp-content/uploads/2018/03/img102.jpg)
2.PRO-CNCにプログラム入力してみます。
下の図の工作物の形状は荒加工(固定サイクル加工)を予め行った後のものです。円弧補間加工の形状確認をし易くする為です。![](https://sozodg.com/wp/wp-content/uploads/2018/03/img103.jpg)
モードをMDI にして作成したプログラムを入力します。
![](https://sozodg.com/wp/wp-content/uploads/2018/03/img105.gif)
正しく作成すれば正確に削れます。もし間違ってプログラムを入力すれば・・・
![](https://sozodg.com/wp/wp-content/uploads/2018/03/img107.gif)
![](https://sozodg.com/wp/wp-content/uploads/2018/03/img108.gif)